「毛利清二の世界 映画とテレビドラマを彩る刺青展」(京都)のご案内

「毛利清二の世界 映画とテレビドラマを彩る刺青展」

京都在住、現在94歳の毛利清二氏は、東映京都撮影所にて俳優・刺青絵師として40年以上活動してきた。

手がけた東映・NET作品は「昭和残侠伝」(4作目以降)、「緋牡丹博徒」、「仁義なき戦い」、「遠山の金さん」シリーズほか多数。毛利氏が独自に編み出した技術と特殊な絵の具によって、高倉健や鶴田浩二、藤純子、高橋英樹、松方弘樹、松平健、高島礼子などのスター150名以上、2000名以上の俳優に刺青を描いてきた。


本展では、毛利氏による刺青下絵、東映株式会社、東映太秦映画村・映画図書室、当ネットワーク世話人の山本芳美(都留文科大学)ほかが所蔵する写真、脚本、ポスター、パンフレットなどを映像も交えて、二期にわけて展示する。これらは、1960年代から2000年代にかけての時代を象徴する映画・テレビ時代劇ならびに映画産業の一級資料であり、毛利氏の活動を俯瞰する貴重な企画展となる。

<開催期間>
2024年5月1日(水)より7月28日(日)まで
第1期2024年5月1日(水)~6月16日(日)
第2期2024年6月19日(水)~7月28日(日)

<展示会場・お問い合わせ先>
おもちゃ映画ミュージアム(〒604-8805 京都府京都市中京区壬生馬場町29-1 
MAIL:info@toyfilm-museum.jp|TEL:075(803)0033
<会場アクセス>
嵐電「四条大宮駅」、阪急京都線「大宮駅」、JR・市営地下鉄「二条駅」より徒歩7分~8分。
月曜・火曜休館。10:30―17:00 
<入場料>
1000円(18歳以上、お支払いは現金のみ)。18歳未満の方のご入場はご遠慮ください。

5月1日から「毛利清二の世界 映画とテレビドラマを彩る刺青展」


<展覧会関連イベント>
・2024年4月27日(土)午後2時30分~午後4時30分
「東映刺青映画の歴史」
講演:山口記弘(東映株式会社経営戦略部フェロー)
会場:京都市男女共同参画センター ウィングス京都 セミナー室A・B
入場料:事前予約500円、当日700円
4月27日 講演会「東映刺青映画の歴史」の申し込みフォーム
・2024年5月1日(水)午後4時~午後5時
「展覧会の見どころ―毛利清二と作品の魅力」
ご案内:山本芳美
会場:おもちゃ映画ミュージアム(当日、入場料をお支払いになってご参加ください)
5月1日(水)午後1時30分
5月3日(金)午後3時
にも解説します。

・2024年6月16日(日)午後2時~3時 「毛利清二ギャラリートーク」
・2024年7月28日(日)午後2時~3時 「クロージングイベント」
会場:おもちゃ映画ミュージアム(当日、入場料をお支払いになってご参加ください)

<主催>
「毛利清二の世界:映画とテレビドラマを彩る刺青展」(略称「毛利清二の世界展」)実行委員会 メールアドレス:mouriseiji.kyoto2024@gmail.com

<協力・協賛一覧・順不同>
毛利清二
東映株式会社
東映太秦映画村・映画図書室
京都大学映画・メディア合同研究室「京都大学映画コロキアム」
「身体性を通じた社会的分断の超克と多様性の実現」(学振・学術知共創プロジェクト)
東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所基幹研究人類学班
都留文科大学
化粧文化研究者ネットワーク
青土社

※本展示はJSPS科研費20H01411による成果です。

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